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ベトナムの平均年齢と高齢化社会の傾向

ベトナムは若い人が多く、街は活気溢れる雰囲気があり、
東南アジアの中でも発展途上国として注目されています。

そんなベトナムの活気の源は間違えなく若い人材です。
本記事ではベトナムの平均年齢と高齢化の懸念について説明します。

ベトナムの平均年齢

国連の調査によれば、ベトナムの平均年齢は現時点で28歳
日本の平均年齢の46歳と比較しても非常に若いです。

ベトナムの平均寿命は72歳で、日本は平均寿命が83歳で寿命は短いです。

人口ピラミッドを見ていただければ一目瞭然です。

ベトナムの高齢化の状況

ベトナムにも「高齢化」の波が徐々に迫ってきている事が近年問題視されています。
高齢者人口は630万人を超えており、
高齢化社会の定義である高齢者人口割合の7%に達しています。

ベトナムは人口の3人に1人がサイゴン陥落以後の生まれ、
即ち35歳以下という「若い国」ですが、今後高齢者の割合は上昇していきます。
サイゴン陥落から60年となる2035年以降は、高齢化率の急上昇が見込まれているのです。

ベトナムの高齢化の理由

高齢化の背景には「急激な経済発展」「政府の人口統制政策」があります。

ドイモイ以降の急激な経済発展による「国民の生活水準の向上」が平均寿命の底上げを促進させました。
同時に人口の増加を抑えるために
ベトナムは中国の「1人っ子政策」を模倣して「2人っ子政策」を実行しました。
「2人っ子政策」を行なっていると理論上高齢化は間違いなく訪れます。

また、大人から年配者にいたるほとんどの人々はベトナム戦争で戦死したため人口のバランスが歪になっています。

ベトナムの高齢化による発生する問題

ベトナムには高齢者を専門とする介護センター、俗にいう「老人ホーム」の文化はなく
高齢者を専門とする介護センターは全国に10箇所ほどです。

家族の絆を重んじるベトナムでは家族が高齢者の介護を行うのが常識となっていますが、
核家族化が進行する現在において、この習慣にも限界が来る事が予想されます。

日本とベトナムは時差40年

以前から日本とベトナムは、ビジネスにおいて時差40年と考えており、
日本の戦後が1946年から始まったように、
ベトナムの経済開放(ドイモイ)が始まったのは1986年と40年後です。
ビジネスだけでなく、人口の推移の仕方も日本とベトナムは類似しています。

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