基礎情報

ベトナムの宗教と多様性について

日本は宗教の概念が弱く、
あわせて仏教が多いので日常的に宗教を
感じたり、考えたりしながら生活することが少ないです。

ベトナムでは公的な宗教は仏教、カソリックで
少数のイスラム教やカオダイ教などの少数宗教があります。
分布は仏教で82%、二番目に多いのがカソリックの7%。カオダイ教が5%です。

本記事ではベトナムの主な宗教について解説します。

仏教

ベトナムは中国の隣国で歴史的な背景からも
ベトナム仏教は大乗仏教・中国仏教ですが、道教・儒教などとも混交しています。

ベトナムの宗教観は日本と似ているところがあり、ベトナム人は信仰が強くないです。
日々の生活の中で「仏教徒」として行動しているのではなく、
商売繁盛、安産祈願などのイベントや願掛けのためにお寺にお祈りに行く人が多いです。
お葬式だけでなく結婚式も仏式で行う人が多いです

ベトナムの伝統信仰の表すものとして、
家、店、ホテルに祭壇があります。
各部屋ごとに神様やご先祖様、早くになくなった親族など
それぞれ役割が違う祭壇を置くというもの。

キリスト教

サイゴン大教会やハノイ大教会があるように、
キリスト教の文化も根付いています。

ミサの時間になると、
鐘の音につられて多くのカトリック教徒が教会に足を運び、
牧師による教えを享受し、聖歌を合唱します。

ベトナムはフランスの占領下にありましたが、
キリスト教はフランスではなく、
ポルトガルの宣教師の手によって広められました。

カオダイ教

カオダイ教とは
ベトナム南部タイニン省に総本山を置くベトナム最大の新興宗教です。
タイニン省の人口100万人のうち、7割がカオダイ教です。
ホーチミンにも大勢の教徒がいます。
アメリカなどに住む現住ベトナム人コミュニティの間でも広まっています。

カオダイ教は仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教の思想が混合されており、
釈迦やイエス、ムハンマドなどを神として崇めます。
そのため混合宗教とも呼ばれています。

カオダイ教徒の正装はベトナムの伝統衣装の白いアオザイ
一つ目の「天眼」がシンボルです。

少数宗教

イスラム教は世界では最大級の宗教ですが、
ベトナムでは非常に少なく、モスクもほぼありません。

インドが中心のヒンドゥー教もベトナムでは少ないです。
中南部に一大勢力を築いたチャンパ王国はヒンドゥー教で、
その時代にできた遺跡などはヒンドゥー教の名残があります。

ベトナムは54もの民族からなる多民族国家です。
そのため、民族ごとに言語も思想も異なり、
多様な民族構成となっています。
山地少数民族の多くは独自の「精霊崇拝」を持っています。

ベトナムの国旗の由来首都お金人口時差天候気温服装ビザなどの基礎情報についてもご確認ください。

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