交通

ベトナムの鉄道・電車の線路や予約方法などの徹底解説

旅行中の移動手段は飛行機、バス、列車とたくさんあり、それぞれに良さがあります。
その中でローカルの人とコミュニケーションを取りながら、
車窓を眺めゆっくり進む電車の旅が好きな方も多いと思います。

本記事ではベトナムの鉄道の種類やチケットの買い方などを徹底解説します。

鉄道の種類

ベトナムの鉄道は「南北統一鉄道」「SNT1号&2号」「ラオカイ線」の三路線あり、
すべて国営によって管理されています。

現存する国内路線はフランス領インドシナ時代に造られたため、
駅舎はフランスの名残をもつ建物が特徴的です。
ベトナム戦争などで線路は破壊され、
車両ともに老朽化が進んでいるのが現状です。

ベトナム戦争の時は南部と北部が分断されていたので、
統一鉄道は南北友好平和の象徴でもありました。

南北統一鉄道

北部ハノイ~ホーチミン間を走り、
ベトナムの鉄道というと「南北統一鉄道」をイメージする方が多いです。

フエ、ダナン、ニャチャンといった観光都市にも停車しますので、
途中下車をすることもできます。
「北のハノイから南のホーチミンまで列車旅」は29時間かかります。

参考:ハノイとホーチミンの移動の方法(鉄道・バス・飛行機)

SNT1号&2号

2017年に運行開始した観光用の列車で
ホーチミンから中南部ビーチリゾートのニャチャン駅までを繋ぎます。

いずれも夜間運行となるため、ホーチミンから向かった場合、ニャチャンに到着するのは朝の3時となります。

参考:ベトナムのニャチャンの観光・ホテル・天気など全情報のまとめ!

ラオカイ線

ハノイ駅からラオカイ駅までを繋ぐ路線です。
所要時間は約10時間で、途中8駅停車しますが、観光スポットなどはございません。
ラオカイは山岳地帯で、中国との国境に接しています。
サパで列車で行く場合に利用するします。
参考:ベトナムの観光避暑地のサパの概要・行き方・ツアーについて

座席の種類

座席の等級は次の4つがあります。

4人寝台 ソフトベッド

最高グレードの座席です。
マットレスが敷いてあり、コンセントや照明もあり、長距離移動でも快適です。
一部屋に2段ベッドが2台置いてあり、グループで貸切にする観光客が多いです。
上段と下段があり、下段の方が料金は高い。

6人寝台 ハードベッド

寝台車の2等車にあたる座席です。
薄いマットレスが敷かれた3段ベッドが2つのコンパートメントになっています。
三段ベッドで天井が低い為、ずっと寝ている状態になるので、長距離移動はきついです。

1等座席 ソフトシート

日中の移動には最もオススメの座席です。
シートはリクライニングできるのでそれなりに快適です。
乗車時間が長すぎない場合はこの座席でも大丈夫です。
エアコンの有無で料金が異なります。
エアコンなしの席は窓が開けっ放しにできますので、時期によっては快適です。

2等座席 ハードシート

基本的に最下位のグレードです。
90度に固定された木製シートで、乗り心地は良くありません。
日本人からするときついと思いますが、ローカルと同じ列車に乗りたい方はぜひチャレンジしてください。

乗車券の購入方法

購入方法は「インターネット」「駅の窓口」「旅行代理店」の3つです。

インターネット

ベトナム国鉄のウェブサイトからでも購入できます。
URLはこちら:https://dsvn.vn/#/timve

表示言語はベトナム語、英語の2カ国語から選択できます。
出発駅、目的地の駅名、片道or往復、日にちを入力します。

決済はクレジットカード、ベトナム銀行カードでのオンライン決済、ベトナムの郵便局、銀行での後払いか選べます。
後払いの場合は予約から48時間以内に支払わないとチケットがキャンセルになります。

チケットは当日、駅のカウンターで受け取ります。
予約番号とパスポートが必要です。

駅の窓口

駅の窓口で目的地・等級・エアコンの有無等を伝えて切符を購入します。
外国人利用の多い駅では英語が通じますが、
地方都市の小さな駅ではかなり厳しいです。

運賃はドン払いです。

旅行代理店

切符は旅行代理店でも購入できます。
言語面でも英語が通じます。
便利で早いですが、旅行代理店の手数料がかかりますので割高になります。

列車の乗り方

乗車券を購入後の改札を通過します。
列車はほぼ定刻通りに運行されていますので、
ベトナムの風習に合わせてゆっくりしすぎないようにしましょう。

乗車は車両番号、コンパートメント、座席が指定ですので、
切符を確認しましょう。

到着時間は誤差も発生しますし、
日本人からするとベトナム語のアナウンスを聞き取りづらいので、
事前に近隣や駅員と仲良くなって駅に到着した時に教えてもらいましょう。

鉄道の注意点

盗難、スリ、置き引きの危険が高いので注意深く行動しましょう。
寝る時やトイレなどにいく際は貴重品は肌身離さず保管しましょう。
寝ている間は無防備になって危険ですので、
カバンを枕にする、壁側に奥などして工夫して守りましょう。

乗車券詐欺は、
駅舎内で駅員を装った犯罪グループが、列車を待っている客に乗車券確認をしてきます。
チケットを盗られたり、悪い座席のチケットとすり替えられたり
実際乗車券の確認は、車両に乗り込むときに入口ドアに立っている駅員と、座席に着いたあとに巡回に来る乗務員への2度だけです。
詐欺師は駅員と同じ制服を着ている事もあるようなので、十分注意する必要です。

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